ロンドン五輪の日韓戦敗北が教訓と明かした手倉森監督 「韓国との決勝を待ちわびていた」

リオ五輪最終予選決勝で宿敵と激突

 30日に行われるリオデジャネイロ五輪最終予選決勝の韓国戦に臨むUー23日本代表の手倉森誠監督が、2012年ロンドン五輪3位決定戦での日韓戦の敗北を教訓としていることを明らかにした。

「ロンドンオリンピックで日本が敗れた試合について、あのチームの日本としての五輪の躍進は間違いない。メダルを取れなかったことで非常に大きな敗戦だと取り上げられた。日本国内でね。そういう意味でメダルを取る、取らないという縛りを韓国に教えられた試合。今の日本国民は忘れていないと思いますね」

 前日会見に臨んだ手倉森監督は、4年前の大舞台での敗戦を鮮明に記憶していた。

 3位決定戦の日韓戦で、日本は0-2で敗れた。関塚誠監督(現千葉監督)率いるロンドン世代も下馬評は高くなかったが、グループリーグ初戦で優勝候補のスペインを撃破するなど、躍進を遂げた。4位入賞という栄光よりも、最後に宿敵に敗れたこと。そして惜しくも1968年メキシコ五輪以来、44年ぶりの銅メダルを取れなかったことでチームの日本国内での評価が急落したと感じている。

 

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