先発復帰のマインツ武藤 勝利に手応えも67分での交代に「納得いかない」

2試合ぶりスタメンに「信頼を取り戻せた」

 マルティン・シュミット監督からの評価も高く、本人もそれを肌で感じているようだ。2試合ぶりの先発復帰について「こうやってスタメンに戻れたというのは、(監督が)自分を必要としてくれている、ということだと思いますし、信頼を取り戻せたのは良かった」と語っている。

 それでも、やはり得点を奪えなかったのはもちろん、フル出場できなかったことに悔しさもあるようだ。67分間というプレー時間は、先発出場した試合の中では今季最も短いものだった。

「交代の時間が早すぎるのは、やっぱり納得いかないです。自分が早目に点を取らないと、それ(途中交代)が続いてしまうと思うので。とにかく、やり続けるしかないかなと思います」

 マインツは今季4位と好調なボルシアMGを撃破。勝ち点を27に伸ばし、暫定で来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権内の6位に浮上した。武藤は「自分たちの方が戦えていたし、球際でも。よく(前節の)敗戦から立て直せたと思います」と、チームの成長に確かな手応えを感じていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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