新戦力、エリクセンは「来季の主役になる」 インテルの“確信”を伊メディアが指摘
冬の移籍市場で24億円をかけて獲得するもここまではリーグ戦4試合の出場のみ
デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは、今年1月にトッテナムからセリエAの強豪インテルへ移籍した。冬の移籍市場で新天地を求めた大物の1人だったが、リーグ戦出場は4試合のみ。それでも、イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」によれば、インテルは「来季の主役になると確信している」という。
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エリクセンはトッテナムとの契約が今季終了までだったため、夏の移籍市場での獲得であればフリートランスファーという選択肢があった。しかし、インテルは2000万ユーロ(約24億円)を支払うことで、冬の時点での獲得に成功している。
一方で、アントニオ・コンテ監督が作り上げてきたチームに対するエリクセンのフィット感という意味では、決して満足のいくものではない。記事でも、「新しいリーグ、異なるサッカー、これまでに経験していないシステム、そして監督の戦術をすぐに習得するという最初の困難を受け入れている状態」だとレポートしている。
ただし、「夏に彼を獲得できる他のトップクラブが多くあった。インテルは彼を失うリスクがあり、エリクセンを見逃したくなかった」というクラブの考えが、冬の獲得の背中を押したとしている。
「インテルはエリクセンに対して、監督から強化部門まで彼に完全な信頼を持っていると話した。噂やメディアの批判を心配していない。なぜなら、2020-2021シーズンは彼が主役になるという信念を持っている」
プレミアリーグでは世界屈指のプレーメーカーというところまで評判を高めたエリクセンだが、イタリアで自身のキャリアをさらに高めることができるのか。来季のインテルの中心に立つ姿が、その証明になると言えそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)