10番エジルが元凶!? アーセナルOBがオーバメヤンの去就に言及「もし残って欲しいなら…」
マーソン氏はエジルに週給3900万円を支払いながらタイトル争いをできない現状を指摘
アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンはキャプテン、そして最大の得点源としてチームを牽引している。クラブは2021年6月末までの契約を延長することを望んでいるものの、いまだ交渉は進展していない。解説者の元イングランド代表FWポール・マーソン氏は、元ドイツ代表MFメスト・エジルの存在が“問題”になっていると指摘した。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
昨季プレミアリーグで得点王を獲得したオーバメヤンは、スイス代表MFグラニト・ジャカに代わって、今季途中からはキャプテンも務めている。ミケル・アルテタ監督率いる現チームにおいては、絶対的な中心選手に君臨している。
そんなオーバメヤンだが、アーセナルとの契約は2021年6月末までと残り1年余り。クラブ側は契約延長を望んでいるが、交渉は進展せずにビッグクラブへの移籍報道が過熱している。
絶対的エースの去就が不確定な状況に対し、アーセナルOBでもあるマーソン氏は、「アーセナルがオーバメヤンを失えば大惨事になる」とある問題点を指摘している。それがエジルの存在だという。
「彼に週給30万ポンド(約3900万円)も払うのか? メスト・エジルがクラブを去るまで、彼らは問題を抱え続けることになると私は常に言っている」
マーソン氏はチーム一の高給取りとも言われる10番のエジルがクラブに残り続けることが、オーバメヤンの契約延長交渉にも影響を及ぼしていると主張した。
エジルは今季公式戦23試合で1得点3アシストにとどまるなど、以前ほどの輝きを放てずにいる。アーセナルはそのエジルに高額給与を支払い続けながらも、リーグタイトルはおろか、近年はUEFAチャンピオンズリーグ出場権にも手が届いていない。
「彼らがもしオーバメヤンに残って欲しいのなら、大金を支払わなければならないが、アーセナルは彼(オーバメヤン)に週給30万ポンドを払って2、3年後も同じ選手でいられるかどうかを考えるだろう」
マーソン氏はアーセナルがオーバメヤンへの評価に消極的になっていると指摘している。果たして、オーバメヤンの去就はどのような展開を迎えるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)