バルサ、インテル、バイエルン 強力アタッカー陣を巡り複雑な“三角トレード”の様相
インテルがコウチーニョの再獲得を画策、バルサとバイエルンが狙うのは…
イタリア・セリエAの強豪インテルは、今夏の移籍市場でかつて所属したブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの再獲得を狙っているという。イタリア紙「トゥット・スポルト」は、他クラブとの複雑な交渉を見通している。
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コウチーニョは2010年に当時18歳で母国の名門バスコ・ダ・ガマからインテルにわたって欧州でのキャリアをスタート。しかし、本格的なブレークは13年にイングランド・プレミアリーグのリバプールに移籍してからとも言える。今や世界的にもトップクラスのアタッカーへと成長を遂げた。
そのコウチーニョは今季、スペインの名門バルセロナからドイツ王者バイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍している。一方で、その買い取りオプションは1億2000万ユーロ(約144億円)と高額なものになっている。
そのバルセロナが獲得を目指しているのが、インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスだ。バルセロナは交換要員にチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルを含めた移籍金交渉を行うと噂されてきたが、インテルがコウチーニョの獲得を目指していることから、マルティネス獲得にコウチーニョの動向が絡んでくることになる模様だ。
一方でバイエルンはインテルから期限付き移籍で獲得しているクロアチア代表MFイヴァン・ペリシッチに関しては、買い取りオプションを行使する意向があるという。これにより、3クラブの関係は「複雑なチェスゲームの様相を呈している」と同紙ではレポート。それぞれのクラブが利益の最大化を目指した交渉を繰り広げることになると見通している。
場合によっては、保有権の動きだけで言えば“三角トレード”となる可能性もあるアタッカーたちは、各国の強豪クラブ同士での複雑なやり取りの主役ということになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)