チェルシー、ランパード監督が求める新戦力3人は? 今夏の補強プランに英紙注目
セリエAを舞台に戦うGKドンナルマ、MFピアニッチ、FWマルティネスに関心か
フランク・ランパード監督の率いるチェルシーは、夏の移籍市場でセリエAから3人の選手を獲得すべく、準備を進めているようだ。英紙「ザ・サン」が報じている。
2019-20シーズンにランパード氏はチェルシーの監督に就任したが、夏の移籍市場では移籍禁止処分が科され、冬の移籍市場では補強に失敗した。そのため、クラブは指揮官の望む選手を獲得できていない状況にある。
ランパード体制で3度目となる移籍市場で、ようやくクラブは新たな選手の獲得に動けそうだ。イタリアでは、西ロンドンのクラブが2億ポンド(約256億円)の移籍金を夏に使うと伝えられている。
ランパード監督は、アカデミー育ちの若手に信頼を寄せてきたが、新加入選手を求めていないわけではない。実際にアヤックスからモロッコ代表FWハキム・ジエクを獲得している。41歳の指揮官は、さらにユベントスのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチ、インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス、そして、ACミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの獲得を望んでいるという。
ユベントスは中盤の選手が飽和状態にあり、チェルシーにとっても現在MFジョルジーニョが務めている5番のポジションの強化につながる。ピアニッチの移籍金はおよそ5500万ポンド(約70億円)になる見込みだ。
また、1月に補強を目指したストライカーでは、今季インテルで16得点を挙げており、契約解除金が1億100万ポンド(約129億円)に設定されているマルティネスがメインターゲットになっているという。また、アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンもリストに挙がっているようだ。
そして、今季の問題となっているGKでは、スペイン代表GKケパ・アリザバラガが信頼を失っている。ドンナルマは4700万ポンド(約60億円)で獲得できる可能性があり、ミランは可能な限り高額で21歳を売却したいという。
現在プレミアリーグで4位となっており、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場の可能性も高まっているチェルシーは、イタリアからの補強でチームを強化することができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)