英代表サウスゲイト監督、新型コロナ拡大の現状にメッセージ 「今、舞台の中央に立つべきは…」

サウスゲイト監督が医療の最前線で戦う人々にエール【写真:Getty Images】
サウスゲイト監督が医療の最前線で戦う人々にエール【写真:Getty Images】

医療の最前線で戦う人々にエール 「たゆまぬ努力を続けている」

 イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が、同国サッカー協会(FA)を通じて新型コロナウイルスの感染が拡大している現状にメッセージを送っている。

 欧州では新型コロナウイルスの感染が拡大し、今夏に予定されていた欧州選手権(EURO)は1年間の延期が決定。3月の国際Aマッチデーの試合も中止になったなかで、サウスゲイト監督は国民に向けてのメッセージを発信した。

「来週にプレーし、夏にはEUROを戦う予定だった。しかし今、舞台の中央に立つべきは私たちではない。ヒーローとは、病院や医療センターで友人や家族の面倒を見るためにたゆまぬ努力を続けている人々だ。彼らは個々に称賛を受けることはないが、その重要性は私たちがピッチ上で行うことを超えていると理解している。私たちの国だけでなく、世界の他の国々も回復への道を歩むことになるだろう。来年の夏にEURをプレーするが、延期されたイベントについて考えるのに時間を費やすべき時ではない」

 イングランドではサッカーは当然のように国民的な関心事ではある。しかし、今は医療関係者にこそスポットライトを当てるべきだという思いをサウスゲイト監督は明らかにした。プレミアリーグも中断しているが、代表監督としての立場でウイルスとの戦いで最前線に立つ関係者にエールを送っている。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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