セリエA、国の“後押し”を受け5月3日再開説が浮上 伊連盟会長「6月30日までに…」
契約期間の6月30日までにシーズン終了を目指す方針
新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中断しているイタリアでは、契約の切れ目にあたる6月30日までにシーズンを終了させることを念頭にした5月3日の再開説が浮上している。イタリアサッカー連盟の会長が語っている。
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イタリアでは新型コロナウイルスの感染が拡大し、セリエAなどの国内の試合は全て中断されている。選手たちにも感染者が出る状況の中で懸念されているのが、シーズンの切れ目になる6月末をまたいでのシーズンになるかどうかということ。欧州選手権(EURO)の延期により、ギリギリまでを国内の試合に使うことができるようになった。
それを受け、イタリアサッカー連盟のガブリエレ・グラビナ会長は同国ラジオ「プント・ヌオヴォ」に対して「青少年スポーツ大臣のヴィンチェンツォ・スパダフォーラと話し、私たちとともに再開の日付を仮定した」と、国の後押しを受けて再開に向けた協議が進んでいることを話している。
グラビナ会長は「EUROが2021年に延期され、シーズンを終わらせるためにはいつ再開できれば良いのかがハッキリした。そのアイディアは5月3日だ。その理由は、ミッドウィークにも試合を入れれば6月30日までに全試合を終わらせることができるからだ。ただし、(5月)10日や17日の再開も除外していない」と、日程について言及した。
イタリアではパンデミックが深刻化しているだけに、再開の日付を協議することに現実感は薄く、同国の選手会長を務める元代表MFダミアーノ・トンマージ氏も批判的な言葉を残している。クラブの資金繰りの悪化で給与削減にも言及するような状況だけに、何とか再開への道筋をつけたいのは間違いないところのようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)