天才メッシの衝撃「屈辱ドリブル」 被害の元独代表DFが胸中吐露「正直…」
CLバルセロナ戦、メッシのフェイントで転倒したDFボアテングがファンの質問に回答
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは華麗なドリブルで数々の相手を手玉に取ってきたが、世界中が注目する大舞台でフェイントにひっかかり転倒する失態を演じた元ドイツ代表DFが当時の「屈辱」を振り返りつつ、ファンに対して「正直…」と胸中を吐露している。
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現在のサッカー界は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、各国リーグが一時中断を強いられている。そうした状況のなか、ファンとの交流を図ったのが、ドイツの強豪バイエルンに所属する元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングだ。
ツイッター上でファンと一問一答のやり取りを見せていたなか、「メッシが“ソレ”をした時、あなたの頭の何が駆け巡った?」という質問が飛んだ。“ソレ”とは、2015年のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝バルセロナ戦(0-3)で、ボアテングがメッシの餌食となったシーンを指している。
バルセロナの本拠地に乗り込んだバイエルン。前半は0-0で折り返したなか、後半32分にホームのバルサが先制。さらに直後の35分、縦パスを受けたメッシがバイエルンのエリア内に侵入し、そこでボアテングが対峙した。メッシが小刻みなタッチからカットインした直後、ボアテングが右足を出して対応。その瞬間、メッシは高速の切り返しで逆を突き、ボアテングは体勢を崩して転倒し、ループシュートを沈められた。
多くのファンが注目していた大一番で、メッシのフェイントに翻弄され、転倒という赤っ恥をかいたボアテング。そのシーンを指摘したファンに対して、ボアテングは「正直なところ、君たち一人ひとりがメッシに対してどう守るのか見てみたいね」と明かしている。
バルセロナの公式ツイッター日本語版が20日に同シーンの映像を公開。「いつも、少なくとも1メートルの距離をとることを忘れずに!」とアドバイスを送っている。また、米スポーツ専門局「ESPN」ブラジル版公式ツイッターはボアテングの転倒ショットを投稿し、「ボアテングは、メッシにやられた屈辱的なドリブルを思い出す」と伝えており、象徴的なシーンとして今後も語り継がれそうだ。