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ハーツ、新型コロナで経営難…選手ら全員に50%減給を要求 所属の食野「元気です」
食野亮太郎が所属するハーツはリーグ中断により収入減が絶たれる
U-23日本代表MF食野亮太郎が所属するスコットランド1部ハーツが18日、新型コロナウイルスの影響を受けて経営難となり、選手ら関係者に給与の50%削減を求めた。現在公式戦が延期されており、収入源が絶たれたためで、クラブは公式ホームページで声明を出し、4月からの減給を要請している。
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世界中で感染拡大する新型コロナウイルスの影響をサッカー界も大きく受けている。今夏に開催予定だった欧州選手権(EURO)やコパ・アメリカの延期が決定するなど、国内リーグだけでなく国際試合へも問題が発展している。
そんななか、食野が所属するスコットランドリーグのハーツも大打撃を受けたようだ。クラブは公式サイトで、新型コロナウイルスの影響でリーグが中断されていることに触れ、「少なくとも7月から8月初旬まで再開されない可能性が高い」と現在の見解を述べている。これにより、一つは「中断期間、試合に関する収入がないこと」と、「試合日以外でもイベントやレストランなどから収入を得られない」と、大幅な収入減がもたらされ、経費を削減する措置を取らないといけないとしている。
そこで、クラブとしては4月初旬から「フロント、マネージャー、監督、選手、スタッフ全員に月給50%カットを要請した」と発表。新型コロナウイルスの大きな影響を受け、厳しい経営状況に陥っているようだ。
ハーツには食野が所属している。食野はこの日、公式インスタグラムを更新し、「お久しぶりです。元気です。皆さんも体調には気をつけてくださいね!」と投稿。クラブの経営状況には触れておらず、前向きな様子を公開した。
サッカー界でも多大な損害を生みだしている新型コロナウイルス。早期の収束が待たれている。
(FOOTBALL ZONE編集部)