リーグ戦延期の影響は? 「6月末で契約満了の実力者12人」を英誌選出、来季去就を予想
新型コロナ禍で今季終了が不透明 カバーニ、ゲッツェらの先行きは?
中国の武漢が発生源とされる新型コロナウイルスの感染拡大により、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)やJリーグにとどまらず、今や流行の中心地となっている欧州主要リーグやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)など多くのリーグ戦が延期となっている。現状では今季の終了が不透明となっているが、それでも「6月30日には契約を終える」と、英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が2020年6月30日に契約満了となる12人の実力者を紹介している。
欧州クラブに所属する大半の選手は、シーズンが終了する6月30日までを契約期間としている。しかし、今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響でリーグ戦が中断となっており、シーズンの終了が不透明となっている。今季終了までを契約期間とする選手たちにとっては、今後の見通しが立てづらい状況だ。同誌は、そうした今季で契約を終える12人の実力者の先行きについて予想している。
1人目として紹介されたのはベルギー代表FWドリース・メルテンスで、今季終了をもってナポリとの契約を終える。今冬にはプレミアリーグ行きの噂があったが、結局はイタリアに留まっている。32歳となったがゴール嗅覚は衰えておらず、大きな契約を勝ち取る可能性がある。
長年にわたってパリ・サンジェルマン(PSG)で活躍してきたウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニも、今年6月30日に契約を終える選手の1人となっている。次々と加入してくる新たな選手たちの活躍によって居場所を失いつつある33歳のストライカーは、新たな活躍の場を探している。
また、元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェも先行きが不透明な選手の1人だ。18歳という若さでドイツ代表入りを果たし、かつてMF香川真司らとともに2010-11、11-12シーズンのブンデスリーガ連覇に貢献した逸材は、現在まだ27歳。しかしながら、ドルトムントが新しい契約を提示するか微妙な状況となっており、契約延長に至らなかった場合はプレミアリーグのクラブへ移籍することが濃厚とされている。