ポグバ、古巣ユーベのユニフォーム着用動画が話題 同胞激励も…「怒り買うリスク」を英紙指摘
新型コロナ感染のマテュイディにエール、インスタグラムにトレーニング動画を投稿
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバが、古巣ユベントスのユニフォームを着てトレーニングする様子を自身の公式インスタグラムで公開した。ポグバは新型コロナウイルスで陽性反応となった同胞のMFブレーズ・マテュイディ(ユベントス)らへのエールのためだと主張したが、ファンの憶測を呼ぶ行動が話題を読んでいるようだ。
欧州ではイタリアを中心に新型コロナウイルスの感染が拡大しており、主要各国リーグ戦は軒並み中断を強いられている。選手の感染者報告も相次いでおり、サッカー界には不安が広がっている。
そうしたなかでポグバは検査で陽性反応となった元同僚らへのエールとして、ある行動を起こした。自身のインスタグラムで個別トレーニングの動画を公開したのだが、その際に着用していたのが古巣ユベントスのユニフォームだったのだ。ユニフォームには背番号14と、フランス代表でチームメートのマテュイディの名前が刻まれている。
プロ選手が所属チーム以外のユニフォームを着用するのは異例のことだが、ポグバは投稿に「ユベントスのジャージーを着ていることについて話すのは厚かましいことだと分かっている。これは友人のサポートのため…それ以上のことは何もない」と綴り、感染が確認されたマテュイディを激励するためだと説明した。
同時に投稿されたもう一本の動画では、ユナイテッドのスウェーデン代表DFビクトル・リンデロフが新型コロナウイルスの感染者が計6人確認されているサンプドリアのユニフォームを着てトレーニングする様子が収められている。リンデロフも同胞DFアルビン・エクダルの名前と背番号6が入ったユニフォームを着ていた。
また、ポグバは新型コロナウイルスに苦しむ世界中の人々に向けて、次のようなメッセージを発信している。