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18クラブの合計収益3400億円!! ブンデス1部が11季連続で史上最高額を記録
2014-15シーズン決算報告書を公開 2部との合計額は史上初の30億ユーロ超え
ブンデスリーガの強さを支える圧倒的な健全経営ぶりが明らかになった。2016年決算報告書が公開された。2014-15シーズンのブンデスリーガ1部18クラブの合計収益が、前シーズンから7%増の26億2000万ユーロ(約3400億円)を計上し、11シーズン連続で最高額を記録したと報告されている。ブンデスリーガ公式サイトが報じている。
ブンデスリーガ2部も史上最高の5億460万ユーロ(約655億円)を計上。1部と2部の合計収益が、ブンデス史上初となる30億ユーロ(約3900億円)超えを達成した。
毎試合スタンドが満員の観衆で埋まるブンデスリーガは、安定した入場料収入を背景に収益性を高めている。近年の健全経営により各クラブが欧州での競争力を高めているものの、圧倒的な放映権料収入を背景に桁違いの資金力を誇るプレミアリーグの強豪や、オイルマネーで潤うパリ・サンジェルマンなどからは、ブンデスリーガで輝く俊英の元に高額のオファーが届き続ける。
バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFトーマス・ミュラーには、マンチェスター・ユナイテッドから再三メガオファーが届いていた。ミュラーはバイエルンの契約延長にサインしたが、こうした大金の誘いに打ち勝てるクラブと選手は多くない。健全経営を背景に着実な強化を続けるブンデスリーガだが、国外の圧倒的な資金力を誇る勢力と対抗することができるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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