ブラジル代表FW、伝説の“富士山ヘアー”披露に脚光 「不評だったロナウドをコピー」
エバートンFWリシャルリソンが“先輩”ロナウドの奇抜なヘアーカットを模倣
世界中で感染拡大する新型コロナウイルスの影響により、プレミアリーグはシーズンの中断を余儀なくされている。自主隔離が続くなか、エバートンのブラジル代表FWリシャルリソンは2002年に行われた日韓ワールドカップ(W杯)で元ブラジル代表FWロナウドが披露した“富士山ヘアー”を模した髪型を公開し、英メディアの注目を集めている。
中国で発生した新型コロナウイルスが欧州で急速に拡大し、プレミアリーグも4月3日まで試合延期が決定している。その後の状況も不透明ななか、中断期間は選手が各自の時間を過ごしているが、リシャルリソンは奇抜なヘアースタイルを披露した。
その髪型は、2002年の日韓W杯で話題になったロナウドの“富士山ヘアー”だ。前頭部を半月の形で髪を残し、それ以外の部分は丸刈りにした髪型を公開。英紙「ザ・サン」は「リシャルリソンはコロナウイルスの隔離期間、ひどく不評だったロナウドの2002年W杯の髪型をコピーした」と見出しを打って取り上げている。
新型コロナウイルスの猛威でクラブは活動休止を強いられているが、「しかし、リシャルリソンはブラジルのレジェンドであるロナウドへの敬服を前面に出すことで、頭を悩ませる深刻な事態を少し緩和させた」と紹介。奇抜すぎる髪型ということもあって「物議を醸すカット」と表現している。
22歳のリシャルリソンはエバートンのエースFWとしての立場を確固たるものにしているが、今冬の移籍市場でバルセロナから1億ユーロ(約118億円)のオファーを提示されたと話題になっていた。
かつてロナウドも在籍していたバルセロナ移籍は実現しなかったものの、髪型を真似ることが、日韓W杯の得点王として母国を優勝に導いた“偉大な先輩”が憧れの存在だと物語っている。
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