オランダ代表クーマン監督、EURO延期でバルサ指揮官就任も“延期”? 「EUROが楽しみ」
オランダメディアがクーマン監督へ直撃取材を敢行
新型コロナウイルス感染拡大により今夏開催予定だった欧州選手権(EURO)の1年延期が決定されたが、それに伴いオランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督のバルセロナ監督就任も延期となったようだ。オランダ公共放送「NOS」の取材に応じたクーマン監督は、「今は2021年の欧州選手権を楽しみにしている」と返答。バルサの監督就任説について言及した。
バルサOBのクーマン監督には、エルネスト・バルベルデ監督が解任された1月にバルサから指揮官就任のオファーがあったという。2022年までオランダサッカー協会と契約を結ぶクーマン監督は、そのオファーを断ったことを明かしている。しかし、現在の契約にある条項からバルサ行きが再燃した。
クーマン監督は2022年までオランダ代表を指揮する契約となっているが、2020年のEURO終了後にはバルセロナの監督としての契約を検討しても良い条項があるという。本来ならばEURO終了後にバルサの新監督として発表される予定だったのだろうが、新型コロナウイルス感染拡大によりEUROが1年延期。クーマン監督のバルセロナ行きも不透明になってしまった。
契約の詳細は不明だが、2020年にバルサと契約できるとも受け取れるし、延期となったEURO終了後の2021年とも受け取れる。はっきりとしない状況に「NOS」がクーマン監督に直撃取材を敢行。クーマン監督がバルサ監督就任について言及している。
「どう答えたら良いのか戸惑うよ。そんなことは議論にすらなっていない。私は今夏のEUROを楽しみにしていた。今は2021年のEUROを楽しみにしている。変わることなんて想像し難いね」
クーマン監督は、延期となった2021年開催のEUROまでオランダ代表を指揮する方針。まずは代表監督としての任務を全うするつもりのようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)