トッテナム、”手洗い呼び掛け動画”にソン・フンミン起用で賛否 「これは炎上するぞ」
推奨される手洗いの長さ「20秒」に合わせて、ソン・フンミンのドリブル弾を編集も…
世界に蔓延する新型コロナウイルスの影響により、プレミアリーグは4月3日までの国内公式戦すべての試合を延期している。自主隔離を行うなどそれぞれが対策を行うなか、トッテナムが手洗いを促すべく投稿した動画を巡って賛否両論が巻き起こっている。
プレミアリーグではアーセナルのミケル・アルテタ監督、チェルシーのイングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイが新型コロナウイルスに感染。3月13日、感性拡大を防ぐべく4月3日までの試合延期を発表した。
そんななか、トッテナムは17日に公式ツイッターに「最低20秒間は手を洗うことを覚えておいてください。ソニーの素晴らしいランニング両方を見るのにかかるのと同じ時間です」と綴り、一本の動画を投稿した。
映像は2018年11月のチェルシー戦で魅せたハーフウェーライン付近の50mドリブル弾と、昨年12月7日のバーンリー戦で約70メートルをドリブルで疾走して計7人を抜き去り、最後は相手GKとの1対1で冷静に流し込んだ一撃を収録。両方合わせて、手洗いの適切な長さとされる「20秒」に引っ掛けて対策を呼び掛けている。
韓国紙「東亜日報」は、「新型コロナウイルス対策としてのキャンペーンで、腕の骨折でリハビリ中のソン・フンミンを前面に打ち出した。アイデアが光る」と言及。韓国メディア「メディアペン」も「ソン・フンミンはトッテナムが現時点で抱える最高の看板スター。コロナウイルス対策を促すキャンペーンでもメインモデルだった」と記した。
しかし、ソン・フンミンは2月16日のアストン・ビラ戦で右腕を骨折。治療に専念するため母国の韓国に戻ったものの、新型コロナウイルス対策として、2週間の隔離を余儀なくされている。トッテナムのツイッターには「なんてツイートだ」「これは炎上するぞ」「ソンをコロナにリンクさせるなんて」「人種差別じゃないのか?」と疑問視する声もファンから上がっている。