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元ナイジェリア代表MF、トルコ1部クラブと契約解消 無観客でのリーグ戦続行に不信感
トラブゾンスポルMFミケル、新型コロナ感染拡大を防ぐために中止を主張「プレーしたくない」
チェルシーなどで活躍した元ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルが所属するトルコ1部トラブゾンスポルと双方合意の下、契約を解消した。32歳のベテランMFは世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、トルコリーグが無観客試合でリーグ戦を続行したことに対して「フットボールよりも重要なものがある」と反発を示していた。
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欧州ではイタリアやイングランドなど主要各国でリーグが中断するなか、日本代表DF長友佑都(ガラタサライ)もプレーするトルコ1部リーグでは無観客で試合が行われている。
ミケルは現地時間14日に自身のインスタグラムで「人生にはフットボールよりも重要なことがある。この状況ではフットボールをプレーしたくはない」と綴り、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにもリーグ戦は中止すべきと批判を展開していた。ガラタサライのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオも「君は正しいよ、ジョン」とコメントを送り、ミケルに賛同していた。
しかし、試合は予定通りに開催された。トラブゾンスポルはイスタンブールBBSKと対戦し、1-1で終了。出場はなかったものの、ミケルはベンチ入りしていた。
そして現地時間17日、トラブゾンスポルは双方合意の下でミケルと契約解消に至ったことを公式サイトで発表した。トルコに残ってリスクを冒すことはできないと判断したようだ。ミケルのトルコでの生活はわずか1年たらずで終わることになった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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