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EUROに続きコパ・アメリカも1年延期発表 欧州と足並みを揃えての決定が実現
今夏に予定されていたビッグトーナメントは軒並み延期に
今夏に開催予定だった欧州選手権(EURO)が1年延期されると欧州サッカー連盟(UEFA)が発表したことを受け、南米サッカー連盟も今夏に予定されていた南米選手権(コパ・アメリカ)の1年延期を発表した。
UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は、EURO延期の発表の中で南米サッカー連盟のアレハンドロ・ドミンゲス会長との調整もあったことを明かした。その発表では「ドミンゲス会長と南米サッカー連盟にも感謝したい。彼らもまた、コパ・アメリカを延期することを決定した」として、この決定は「プレーヤーに対する影響を最低限に抑えてくれる」としている。
南米連盟の発表では「公衆衛生に関する国際機関の勧告に従い、コパ・アメリカを2021年6月11日にから7月11日に開催する」として、1年の延期を明言。また、「UEFAのチェフェリン会長との共同作業にも感謝する」と、サッカー界の2大勢力とも言える欧州と南米で足並みを揃えたことが明らかになった。
クラブレベルでは南米の有力選手の多くは欧州でプレーしている。先日にはチリ代表の選手たちがワールドカップ(W杯)南米予選で帰国するとしても隔離措置が取られるという発表もあった。実際には試合が延期となったが、このタイミングでコパ・アメリカを開催することも現実的ではなかった。
世界的に感染が広がる新型コロナウイルスの影響は、サッカー界にも大きく影を落としている。今夏に予定されていた代表チームのビッグトーナメントは、その影響から避けることができなかった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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