元リバプール監督補佐、古巣にコウチーニョの“買い戻し”を推奨 「守備を崩せる…」
リバプールOBのトンプソン氏が「コウチーニョのような選手が必要」と主張
リバプールOBで、かつてアシスタントマネージャーも務めたフィル・トンプソン氏が、リバプールはブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(バイエルン)を今夏に買い戻すべきだと主張している。英紙「メトロ」が伝えた。
2018年にリバプールから1億4200万ポンド(約201億円)でバルセロナに加入したコウチーニョだが、巨額な移籍金に見合った活躍をできず、昨夏にバイエルンへの期限付き移籍を決断。リーグ戦22試合で8ゴール6アシストと本来の輝きを取り戻し始めている。
トンプソン氏は英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで、古巣リバプールについて「ストライカーがもう一人必要で、おそらくアンディ・ロバートソンの控えもいたらいいと思う。センターバックは悪くないし、中盤も非常に恵まれている」と分析。さらに、「我々には実際、ブロックを敷いた守備を崩せるコウチーニョのような選手が必要だ」と持論を展開した。
仮にコウチーニョがリバプールに復帰すれば、歓迎されそうだ。リバプール主将のイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンは、スペイン紙「スポルト」で「フィルは僕のいい友人だ。並外れたサッカー選手だと思うし、姿勢も素晴らしく、サッカーを愛している。だから、彼の復帰を歓迎するよ。僕がどうこうできるわけではないけどね」とし、チームメイトらも快く迎え入れるだろうと述べている。
だがその一方で、ヘンダーソンは「ただ彼のここでの時間は終わったように思う。彼は前に進んだし、将来、僕たちがここで見たのと同じフィルを見られることを願うよ」とも話していた。
中盤だけでなくウイングも務められるコウチーニョが加入するとなれば、日本代表MF南野拓実のライバルになるかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)