伊メディアが選ぶ「冬の移籍成功例トップ10」 名門に加入したあの日本人選手の名も…

悪童がもたらしたインパクト


 

 3位は2011年1月にバイエルン・ミュンヘンからACミランに加入した元オランダ代表MFファン・ボメル。マッシミリアーノ・アッレグリ監督(現ユベントス監督)の「守備力があるボランチ」というリクエストに応えた補強は、上位を争っていたミランに安定感を与え、最終的にスクデット獲得へと導いた。

 そして4位は、同時期にヴォルフスブルクからユベントスに加入したイタリア代表DFアンドレア・バルザーリ。翌シーズンからアントニオ・コンテ監督が就任して3バックシステムを導入すると、欠かすことのできない右のストッパーとして現在に至るまで君臨。リーグ4連覇に大きく貢献し、欧州選手権やワールドカップへの出場も果たしている。

 5位には、2013年1月にACミランに加入した当時のFWマリオ・バロテッリがランクインした。移籍市場が閉まる寸前にマンチェスター・シティから加入すると、13試合出場で12ゴールと大爆発。加入前の時点で5位だったチームを最終的に3位まで浮上させ、翌シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場に導いている。翌年も30試合出場14ゴールと得点を量産した。

 6位には、2010年1月にラツィオからインテルに復帰したFWゴラン・パンデフ(現ジェノア)が入った。パンデフは前述のスタンコビッチがインテルに加入した際に、期限付き移籍先から交換要員としてラツィオに渡っていた。6年越しに戻った男は、ミラノダービーやクラブワールドカップ決勝といった大一番で決勝ゴールを決め、記憶に残る存在になっている。

 

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