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伊メディアが選ぶ「冬の移籍成功例トップ10」 名門に加入したあの日本人選手の名も…
チームを”修復した”名手たち 1位に輝いたのは5連覇に貢献した英雄
間もなく冬の移籍期間が終了しようとしている。イタリアでは、この期間は「修復のメルカート(市場)」と呼ばれ、シーズン開幕前の夏の移籍市場で補強しきれなかったポジションや、シーズンを戦う中で見つかった補強ポイントを補うものとして認識されている。
イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、歴代の選手たちの中で冬の移籍によってチームに大きなプラスをもたらした存在をランキング。「修復のメルカートのトップ10」として特集している。
見事トップに輝いたのは、2004年1月にラツィオからインテルに加入した元セルビア代表MFデヤン・スタンコビッチ。ユベントスとの争奪戦を制してインテルに加入すると、そのシーズンでインテルの順位を大きく引き上げることこそ叶わなかったが、翌シーズンからのリーグ5連覇に大きく貢献。今やインテルのレジェンドとして扱われるほどの存在感を発揮した。
続く2位にランクインしたのは、元オランダ代表MFエドガー・ダービッツ。1997年12月にACミランからユベントスに加入すると、ユーベ黄金期に欠かすことのできない中盤の要として大きな存在感を放った。ミラン時代には問題発言や行動などが目立ったが、ユベントス加入後はマルチェロ・リッピ監督(当時)に重用され、“ダイナモ”という言葉の象徴となった。