ルーニーが指導を受けた歴代監督に言及 「圧倒的に一番」だった“戦術家”は?
最高の戦術家はファン・ハール氏、監督としてのナンバーワンはファーガソン氏と回答
イングランド2部ダービー・カウンティの元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが、これまで指導を受けた監督から印象に残っている監督の名前を挙げ、指導者に必要なものは何かと自身の見解を語っている。英紙「メトロ」が伝えた。
ルーニーはユース時代を過ごしたエバートンで2002年にトップデビューを果たすと、04年から17年までユナイテッドでプレーし、クラブ史上最多得点記録も更新した。その後は古巣エバートン、MLS(メジャーリーグサッカー)のD.C.ユナイテッドを経て、1月からダービーでコーチ兼任選手としてプレーしている。
イングランド代表の歴代最多得点記録も保持する正真正銘のレジェンドは、ユナイテッド時代のジョゼ・モウリーニョ氏やサー・アレックス・ファーガソン氏など、そのキャリアで多くの名将から指導を受けてきた。
英紙「ザ・タイムズ」のインタビューで、「最も印象深い戦術家の監督は誰か?」と聞かれたルーニーは、2014年から16年までユナイテッドで指導を受けたルイス・ファン・ハール氏が「圧倒的に一番だ」と回答。ただ総合的に見ると、監督としてのナンバーワンはファーガソン氏と語っている。
「複雑ではなかった。大きかったのは、彼(ファーガソン氏)が人々を信頼していたということ。コーチのトレーニングセッションを信じていたし、選手を信じていた。彼のチームへの言葉をよく聞かれるけど、ほとんどの場合は、ただ『相手よりも君たち11人のほうが強い。試合を勝ちに行ってこい』というだけだった」と振り返った。そして、「ビッグゲームでは彼の言葉はもっと心に響く」と続け、2008年にモスクワで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝のチェルシー戦(1-1/PK6-5)前の、ファーガソン氏のこんな言葉を紹介している。