CL&EL、準々決勝から異例の一発勝負か 決勝開催地での“ミニトーナメント案”も浮上
英メディア報道、新型コロナ感染拡大を受け17日のUEFA緊急会議で検討へ
新型コロナウイルスの影響で中断されているUEFAチャンピオンズリーグ(CL)とUEFAヨーロッパリーグ(EL)は、残り試合が異例の一発勝負となり、決勝開催地でのミニトーナメント方式で開催される可能性も浮上している。英公共放送「BBC」が報じた。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!‘;
欧州サッカー連盟(UEFA)は17日に加盟55カ国や欧州クラブ協会、国際プロサッカー選手会(FIFPro)の代表者らを集めた緊急のビデオ会議を行う予定で、そこで中断となっているCL、ELや今夏に予定されている欧州選手権(EURO)の開催について話し合いが行われる。
CLとELは中断前の時点で決勝トーナメントのラウンド16途中まで進んでおり、両大会合わせて計14試合が残っている。通常、決勝以外はホーム&アウェー方式が採られているが、プレミアリーグなどが国内リーグ戦を最優先にしたいとの考えを持っていることもあり、フォーマットの変更も検討されている。
そこでCLとELは決勝以外の準々決勝、準決勝もすべて一発勝負となる可能性が浮上している。さらにそれぞれ決勝戦の開催地であるトルコのイスタンブール、ポーランドのグダニスクで短期間のうちに集中開催となる、ミニトーナメント形式となる可能性もあるという。
6月のEUROが来夏に延期されるとも言われており、その場合は延期されている国内リーグと欧州カップ戦の日程を後ろ倒しで消化できるとの考えもあるようだが、来年のスケジュールに大きな影響を与えることは避けられないだろう。
2021年には女子欧州選手権や男子のU-21欧州選手権などが予定されており、同年6月には中国で新方式のFIFAクラブワールドカップもスタートする。
17日に行われる緊急会議で、どのような決断が下されるのか注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)