本田圭佑、圧巻のキープ力健在! 相手吹き飛ばす“貫禄プレー”に反響「クールな瞬間」
新天地ボタフォゴデビュー戦でゴール、海外メディアが公開したプレー集に注目
ボタフォゴの元日本代表MF本田圭佑は現地時間15日、リオデジャネイロ州選手権バングー・アトレティコ・クルーベ戦(1-1)で新天地デビューを飾り、PKで1ゴールを決めた。ブラジルメディアが本田のプレー集映像を公開し、相手を吹き飛ばしてボールをキープする場面も収録されており、「クールな瞬間」「素晴らしい選手」と反響を呼んでいる。
本田にとって、ようやく訪れたデビュー戦だった。昨年12月にフィテッセを退団後、無所属から1月にボタフォゴへ加入。登録上の問題やインフルエンザ感染によりデビュー戦がずれ込んでいた。
バングー戦で4-2-3-1のトップ下に入った本田は、開始早々に華麗なスルーパスでチャンスを演出。前半28分には、ボタフォゴFWラファエウ・ナバーロが倒されてPKを獲得し、本田が冷静に決めて新天地デビュー戦ゴールをマークした。
ゴール後に“本田らしさ”全開のワンシーンが生まれる。自陣中央でボールを受けた本田は相手の激しいプレッシングを受け、球際でボールを奪い合う展開となった。相手が足を伸ばしてボール奪取を狙った一方、本田は相手とボールの間にぐいっと体を入れ込んだ。ここで33歳の日本人アタッカーは相手を突き飛ばしながら見事にボールをキープし、強靭なフィジカルを見せつけている。
とりわけ日本代表で本田は随一のキープ力を誇示してきたなか、その能力が現在も健在であることを証明した。ブラジルメディア「Esporte Interativo」が「デビュー戦ゴール! ボタフォゴ初戦、本田のいくつかのシーン」と厳選したプレー集を公開。ファンから「クールな瞬間」「彼は自分の仕事をやった」「素晴らしい選手だが…チームが悪い」などの声が上がっていた。
4部の格下相手に1-1ドローに終わったが、後半18分まで出場した本田のプレーに注目が集まっている。