本田が新天地ボタフォゴのデビュー戦でゴール、試合前のマスク姿に海外メディア反応

　新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るうなか、ブラジルでは無観客で試合が実施された。ボタフォゴの元日本代表MF本田圭佑は現地時間15日、リオデジャネイロ州選手権バングー・アトレティコ・クルーベ戦（1-1）で新天地デビューを飾り、PKで1ゴールを決めた一方、試合前の“マスク着用”による猛抗議が脚光を浴びており、海外メディアは「さらに抗議！」「マスク着用入場」と報じている。

　1月にボタフォゴに加入した本田は、登録上の問題やインフルエンザ感染によりデビュー戦が長引いていたなか、バングー戦でついに新天地デビューを果たした。4-2-3-1のトップ下に入った本田に歓喜が訪れたのは前半28分だ。FWラファエウ・ナバーロが倒されてPKを獲得し、これを本田が冷静に沈めて新天地デビュー戦ゴールをマークした。

　しかし、ボタフォゴは後半13分に同点ゴールを献上し、本田は直後の同18分に途中交代。試合は1-1ドローに終わった。本田のデビュー戦で試合前のワンシーンが海外メディアの目を捉えている。

　衛星放送「FOXスポーツ」公式ツイッターブラジル版は、ユニフォーム姿の本田がマスクを着用した写真を紹介。さらに先発メンバーがマスク姿で横一列に並び、メッセージを発信している1枚も添え、「さらに抗議！　試合開始前、ボタフォゴもフィールドにマスクを持参！　あなたは延期に賛成ですか？」と記している。