久保のレアル復帰は困難? 「三つの大きな問題点」を現地指摘「際立った存在になったが…」
レアル復帰? マジョルカ残留? それとも… リーガで適応見せる久保の動向に注目
マジョルカの日本代表MF久保建英は今季、リーガ・エスパニョーラ初挑戦で3ゴール2アシストの記録を残している。現在レアル・マドリードから1年間の期限付き移籍となっているが、現地メディアは「久保のマドリード復帰への三つの大きな問題点」と見出しを打ち、久保のレアル帰還に立ちはだかる課題を挙げている。
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2月21日に行われた第25節ベティス戦(3-3)で6試合ぶりに先発出場した久保は、1ゴール1アシストの活躍で結果を残すと、第27節エイバル戦(2-1)では右足のグラウンダーシュートで相手GKの逆をつく一撃をゴール左隅に沈め、これが決勝ゴールに。スペインサッカーへの適応を、徐々に目に見える結果へと結びつけている。
現在世界で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響により、リーグ戦の長期延長の可能性も取り沙汰されているが、久保は6月30日までの契約となっているため、どのような対応が施されるのか注目が集まっている。一方、レアル専門メディア「Defensa Central」は「久保のマドリード復帰への三つの大きな問題点」と見出しを打ち、久保が今季終了後にレアルへ帰還するうえで立ちはだかる課題を挙げている。
一つ目は、マジョルカでの出来だ。「久保はビセンテ・モレノ監督の下でより一層際立った存在となったが、レアルのトップチームにとどまれることを証明するべく、絶対的な先発として立場を確立することはなかった」と指摘。二つ目は外国人枠を挙げ、3枠の中で「レアルはDFエデル・ミリトン、ヴィニシウス、ロドリゴ、レイニエル、そして久保の5人から選択する」と説明している。
そして、三つ目はライバルの存在を指摘。「モドリッチ、イスコ、ハメス、ルーカス・バスケス、ベイル、ヴィニシウス、ディアス。それに加え、ウーデゴールやオスカルがプレシーズンから合流することになる。上記の全員がアタッカーだ」と、激しいポジション争いに挑まなければならないとしている。マジョルカ残留か同リーグ内の他クラブへの期限付き移籍が予想されるが、レアルの首脳陣は久保復帰も選択肢に組み込んでいるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)