久保建英も…リーガ、6月末で契約満了選手115人へ影響は? シーズン終了7月なら「特例を」
91年間の歴史で初めての事態…久保の去就にも影響か
新型コロナウイルスの拡大はとどまることを知らず、欧州全体にも大きな影響を及ぼしている。サッカー界もその影響を大いに受けており、欧州の各国リーグでは試合の延期が相次いだ。そんななかスペイン紙「AS」は、リーグの閉幕が通常の6月から7月にズレこんだ場合に出る影響について考察している。
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リーガ・エスパニョーラの2019-20シーズンは、5月24日に最終節を行う予定となっている。しかし、新型コロナウイルスによってシーズンが中断したことにより、リーグ戦が7月まで伸びるのではないかと同紙は指摘した。そうなる場合、シーズン終了となる6月30日に契約満了を迎える多くの選手たちがどうなるのかと言及している。
91年間にわたる歴史の中で、リーガ・エスパニョーラが2節にわたって中断したのは初めてのこと。新型コロナウイルスによる影響は、多くの不確定な要素を作り出したが、スペインのサッカー界でも同じことが言え、いつリーグが再開できるかも明確になっていない。そして、シーズン終了が7月にずれ込む可能性についても言及されている。その場合、スペインだけではなく欧州各国のリーグ戦を終わらせるために、欧州選手権(EURO)を延期することも議論されているという。
仮にシーズンが7月に終わる場合、現所属クラブと6月30日までの契約を結んでいる全115選手が、どうなるのかという疑問が発生する。レアル・マドリードからマジョルカへ期限付き移籍している日本代表MF久保建英も、この対象となっている。
1部リーグの20クラブでは、唯一、バルセロナだけがこの影響を受けない。スペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長は、シーズンを延期した場合、多くの疑問がある一方で、現時点ではそれに答えられるものが少ないとしたうえで、「伝統的にシーズンは6月30日に終わる。だが、今季の場合は特例を設けなければいけないかもしれない」と語った。
最も多くの影響を受けることになるのは、期限付きで加入している選手が12人、今季で契約が満了する選手が2人いるため、14選手との契約が6月末までとなるレガネスだ。さらに12人のグラナダ、10人のマジョルカとエスパニョールと続いていく。
スペインフットボール選手協会(AFE)は、「サッカー選手たちの健康が、最優先されるべき」と声明を発表しているが、その生活を保障するためにも、様々な議論が行われる必要がありそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)