チェルシーMF、同僚の新型コロナ感染で隔離も… 草サッカーをして物議、罰金処分へ
21歳の逸材マウントが問題行動 現場にはウェストハムMFデクラン・ライスの姿も
イングランドでは現在、プレミアリーグの試合が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的で延期されている。そんななか、チェルシーの21歳イングランド代表MFメイソン・マウントがウェストハムMFデクラン・ライスらと草サッカーに興じ、クラブから罰金が科されることとなった。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
チェルシーでは、イングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイの新型コロナウイルス陽性反応を受け、10日間にわたって各選手が自己隔離を行うことになっていた。しかし、これを破ったため、クラブから罰金処分を科されることになるという。
一方、ウェストハムは選手の隔離をしていなかった。現時点でプレミアリーグは4月3日、4日に再開する見込みであり、そこに向けて今週中にもトレーニングを再開する予定だという。だが、アーセナルのミケル・アルテタ監督と接触のあったデイビッド・モイーズ監督は予防措置のため、自己隔離をしている。
この現場となった公園に居合わせた14歳の息子の父は、息子とともに彼らが5対6の草サッカーに興じるのを見ていたという。「彼らは最初、スヌードを付けていた。だが、それが他の人を守るためか、自分が気づかれないためだったかは分からない。メイソン・マウントは、より気づかれないように気を付けていたようにしていた。半分の時間、彼らはスヌードを付け、途中からは下げてプレーしていたよ」と、その時の様子を語っている。
彼らのプレーを子供と楽しんで見たというリバプールファンの男性は、車に戻ってからマウントが、ハドソン=オドイのチームメートであることに気づき、違和感を覚えたという。
「彼らは誰も、事態を重く捉えているようには見えなかった。僕はリバプールのファンだけど、ユルゲン・クロップ監督が先週、現状を深刻に語っているのを聞いた。彼が知れば、激怒するだろう。チャンピオンズリーグでファンから差し出された手に対して、激怒していたくらいだからね」
チェルシーの広報は、クラブがマウントに対して意識を改めるように忠告したと言及した。対してウェストハムは選手たちに隔離するように伝えていなかったため、ライスの行動に問題はなかったと話しているという。
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(FOOTBALL ZONE編集部)