伊紙が王者に惨敗のインテル長友を一刀両断 「カップ戦要員」「目を閉じてパス回し」

三大紙すべてが落第点と厳しい評価

 インテルの日本代表DF長友佑都は、27日のイタリア杯準決勝ユベントス戦で左サイドバックとして先発出場したが、試合はインテルが0-3と完敗を喫した。マッチアップしたコロンビア代表MFフアン・クアドラードに蹂躙されたダイナモには、イタリア地元紙から落第点のオンパレード。「カップ戦要員」「目を閉じてパス回し」と厳しい評価を受けている。

「ガゼッタ・デロ・スポルト」は4.5点の落第点。退場になったDFジェイソン・ムリージョに続く、2番目に低い評価だった。「1失点目だけではないが、対応できるポジションにいなかった疑問がある。インテルの左サイドはかなり苦しんだ。ユウトはクアドラードに対して、ボール保持も難しかった。ウィークエンド(リーグ戦)を優先させるサイドバックでないのは確実だ」と、寸評では厳しく批判されている。失点に絡んだこと、そしてクアドラードに対応できなかったことから、リーグ戦で出番を手にするに値しないと酷評されている。

「コリエレ・デロ・スポルト」も、長友に落第点の4.5点を与えている。「ボール管理がまずく、PKがそこで生まれた。敵のレベルが高くなると、それなりのレベルのプレーができないことを証明してしまった。足元にボールが来ると恐れて、目を閉じてパスを回しているようだった、その結果、時にインテルにとって蹂躙をもたらす帰結となった」と、イタリア王者相手には通用しないとまで一刀両断されている。同紙での最低点はムリージョの4点だった。

 

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