バルセロナ、守護神の“流出危機”に「緊急ベル」 スペイン紙が推薦する代役5選手とは?
テア・シュテーゲンといまだ契約延長オファーの合意至らず…今夏の放出が必要か
バルセロナは、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンに契約延長オファーを提示したものの、契約は合意に至っていない。スペイン紙「マルカ」は、「バルセロナのオフィスで緊急ベルが鳴っている」と、守護神流出の危機を訴え、代役候補の5選手を挙げている。
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テア・シュテーゲンとバルサの契約は22年6月30日まで残っている。契約が残り1年となっているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの交渉に比べれば、緊急的なものではない。しかし、現時点でテア・シュテーゲンにも契約延長の交渉を行う意思はなく、バルセロナは代役となる選手のリストを用意したという。
というのも、クラブ内にはテア・シュテーゲンが新たな契約延長に応じないという声も多く、彼の市場価値に見合う移籍金を得るためには、2020年の夏のうちに彼を売却しなければならないからだ。このシナリオ通りに進むとしたら、バルセロナはどのGKを獲得すべきか、マルカ紙は以下の5選手を推薦している。
まずは、アトレティコ・マドリードのヤン・オブラク。スロベニア代表のシュートストッパーは、アトレティコで世界最高峰のGKへと成長した。契約は2023年まで残っており、移籍金は1億2000万ユーロ(約143億円)に設定されている。現在、27歳であり、その能力には誰も疑いを持っていない。ただし、バルセロナで求められる足元の技術が十分かは、検討する余地がある。
次に挙げるのがマンチェスター・ユナイテッドのダビド・デ・ヘア。スペイン代表GKは過去にも、大型移籍が報じられてきたが、そのたびにマンチェスター・ユナイテッドに残ってきた。現在29歳だが、まだ彼の前には十分にプレーする時間が残っている。彼自身も再びスペインでプレーすることに前向きだと言われている。
3番目の候補が、チェルシーのケパ・アリザバラガ。フランク・ランパード監督は、ケパのパフォーマンスに満足していない。チェルシーでのキャリアは、不透明になっているが、25歳のGKの前には明るい未来が待っている。スペイン人であり、リーガ・エスパニョーラについても知っている。バルセロナにとってはより手頃な金額で獲得できるオプションになるだろう。