「日本人が最高の存在に」 デビューの本田に現地メディア称賛「創造的な男になれると証明」
ボタフォゴでデビューの本田がPKで初ゴール 「壮観な試合を演出したわけではなかったが…」
ボタフォゴは現地時間15日、リオデジャネイロ選手権の第3節でバングー・アトレティコ・クルーベと対戦し、1-1と引き分けた。元日本代表MF本田圭佑は先発出場し、PKからデビュー戦ゴールを記録。現地メディアは「ボタフォゴにとって創造的な男になることを証明した」と称賛している。
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今冬の移籍市場でボタフォゴに加入した本田は10日にデビューを予定していたものの、体調不良により出場を見送っていた。バングー戦では先発に名を連ねたが、世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により無観客試合となっている。本田も予防策として、入場時にマスクを着用していた。
試合は開始早々の前半6分、本田が相手守備陣を打開するスルーパスで決定機を生み出すも、FWルイス・エンリケは相手GKとの1対1を外してしまい、アシスト未遂に終わった。それでも同28分、FWラファエウ・ナバーロが倒されてPKを獲得。キッカーを務めた本田が冷静に決め、初ゴールを奪取した。
ボタフォゴは後半13分に同点弾を奪われ、本田は同18分に途中交代した。デビュー戦で白星を飾ることはできなかったものの、新天地で見せた好パフォーマンスにブラジルメディア「UOL」は注目。この日最も良質なプレーを見せた選手に本田の名を挙げている。
「この新人は壮観な試合を演出したわけではなかったが、試合自体に目覚ましいプレーがなかったので、結果的に日本人が最高の存在になった。MFとしてゴールに迫るチャンスを生み出し、ボタフォゴにとって創造的な男になれることを証明した」
PKではあるものの、ゴールという形で目に見える結果を残した本田。ポジティブな船出となったことは間違いない。