久保建英、五輪出場はジダン監督次第? 現地紙指摘「連絡があった場合チャンスを逃す」
久保の東京五輪出場を巡り現地紙が考察 「レアルとコロナウイルスが最終決定権を持つ」
マジョルカの日本代表MF久保建英は、直近のリーガ・エスパニョーラ第27節エイバル戦(2-1)で今季3ゴール目をマークするなど、スペインで研鑽を積んでいる。今夏の東京五輪出場が期待されるなか、スペイン紙「AS」は「ジダンから連絡があった場合にのみチャンスを逃すだろう」と伝えた。
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昨夏にFC東京からスペイン1部の名門レアル・マドリードへ完全移籍した久保は、シーズン開幕直後にマジョルカへ期限付き移籍。今季はここまでリーグ戦24試合に出場し、3ゴール3アシストの結果を残している。
今夏に迫る東京五輪は、新型コロナウイルスの影響を受けて開催を危ぶむ声も上がっているが、開催国の日本にとっては悲願の金メダルを狙う格好の舞台。そんな東京五輪世代の1人として久保も活躍が期待されている。
スペイン紙「AS」は「東京五輪の開催が近づいている」と記し、久保の五輪出場を巡る状況を整理。「久保が五輪で日本代表となるかどうかだ。国内でのスターとしての地位を考えると、ホームでの出場に日本人の間で興奮が高まっている」と触れた一方、現時点では保有権を持つレアル、そして猛威を振るう新型コロナウイルスに左右されると指摘している。
「レアルとコロナウイルスが最終決定権を持つが、久保は五輪選手になることを熱望しており、ジダンから連絡があった場合にのみチャンスを逃すだろう」
スペイン紙はキーパーソンとして、レアルを率いるジネディーヌ・ジダン監督の名前を挙げた。ジダン監督が久保を呼び戻したいと考えた場合、プレシーズンマッチに帯同させるのが自然な流れだろう。
「もしレアルが久保に対して、夏のプレシーズン・ツアーに参加してほしいと思っているのなら (その過程で彼は来季、レアル残留の権利を得るためのステージに立つことになる) 、彼は五輪には行かないだろう」