プレミア、過去のラスト9試合“全勝”5チームを英紹介 優勝に届かなかった2チームは?
2005-06と2018-19シーズンのリバプールがラスト9戦9勝でも優勝ならず
イングランド・プレミアリーグは現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、9試合を残した段階でリーグ戦が中断されている。世界でも屈指の過密日程となっている同リーグだけに、シーズンの中止なども囁かれているなか、英衛星放送「スカイ・スポーツ」は過去のプレミアリーグのラスト9試合にフォーカス。ラスト9試合で全勝した5チームを紹介している。
プレミアリーグは現地時間13日、新型コロナウイルス感染拡大に対する措置として、4月4日までのリーグおよびカップ戦の中断を決定した。アーセナルのミケル・アルテタ監督やチェルシーのイングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイが新型コロナウイルスの陽性反応が出るなど、チーム関係者にも被害が出ている状況で、ついに決断が下されている。
本来ならば、ラスト9試合というのはリーグ戦が佳境に入っていくタイミング。今季はリバプールが27勝1分1敗という圧倒的な成績で独走しているため、優勝争いという面での盛り上がりには欠けているものの、欧州カップ戦の出場権争い、そして何より残留争いというシビアな戦いは例年通り白熱している。
そんななか、「スカイ・スポーツ」は「ラスト9試合で何が起こったか」と題して、プレミアリーグの歴史上、劇的なシーズン終盤を過ごしたチームに言及。そのなかで「わずか5チームのみが最後の9試合で最大の勝ち点を獲得している」として、1992年のプレミアリーグ発足以降、終盤の9試合で勝ち点27を手に入れた5チームを紹介している。
1999-2000シーズンのマンチェスター・ユナイテッド、01-02シーズンのアーセナル、そして記憶に新しい18-19シーズンのマンチェスター・シティと、各シーズンの王者が並ぶなか、目を引くのは今季の主役であるリバプールだ。05-06シーズンと18-19シーズン、全チームの中でも唯一、2回も終盤戦で圧倒的な強さを発揮しながらも、どちらもリーグ優勝には手が届かなかった。
前者はチェルシーとユナイテッド、後者はシティという強烈なライバルチームの後塵を拝したリバプール。今季こそ優勝に迫ろうとしていたなかでのリーグ中断だけに、9試合を残したシーズンがどのように処理されるのか、リバプールにとっては気が気でない日々となっている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)