「久保は去ることになるのか?」 来季去就にマジョルカ紙が注目「最も論理的な選択は…」

去就が注目される久保【写真:Getty Images】
去就が注目される久保【写真:Getty Images】

マジョルカに1年間の期限付き移籍中の久保 「今季の展開次第では…」

 マジョルカの日本代表MF久保建英は今季、リーガ・エスパニョーラ初挑戦で3ゴール2アシストの記録を残している。現在レアル・マドリードから1年間の期限付き移籍となっているが、スペイン地元紙「マジョルカ・デイリー・ブリティン」は「久保は去ることになるのか?」と見出しを打ち、今季終了後の去就に注目している。

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 2月21日に行われた第25節ベティス戦(3-3)で6試合ぶりに先発出場した久保は、1ゴール1アシストの活躍で結果を残すと、第27節エイバル戦(2-1)では右足のグラウンダーシュートで相手GKの逆をつく一撃をゴール左隅に沈め、これが決勝ゴールに。スペインサッカーへの適応を、徐々に目に見える結果へと結びつけている。

 リーガは現在、新型コロナウイルスによる感染拡大で中断を強いられているが、スペイン地元紙「マジョルカ・デイリー・ブリティン」は「久保は去ることになるのか?」と見出しを打ち、「これからの数カ月で、久保が来季どこでプレーするのか決まるだろう。彼は飛躍的な進歩を遂げたが、来季に何が起こるのかはまったく決まっていない」と取り上げている

 レアルの判断次第にはなってくるが、「最も論理的な選択は、この18歳の特長に合った戦術を導入しているリーガクラブ、できれば欧州の舞台に参加するチームに期限付き移籍することだろう」と主張。一方、「レアルはEU圏外の選手枠における制限を満たしているため、来季“白い巨人”でボールを蹴る可能性はほとんどないだろう」と、レアルはすでにEU圏外選手枠を埋めているため、放出がない限り戻ることは難しいとしている。

 また、「今季の展開次第では、久保が来季もソン・モイシュにとどまる可能性は非常に高い。彼がここで自分の時間を楽しんでいるのは見て取れる」と、マジョルカがリーガ1部に残留した場合、再レンタルとなる可能性に期待を寄せていた。「久保はマジョルカのファンに大人気であるため、来季もここでプレーすることになれば、これ以上良いことはない」と綴り、すでにクラブで信頼を勝ち取っていることを強調していた。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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