評価上昇のユナイテッドFW、完全移籍の可能性浮上 年俸50%カットでも“残留”選択か
冬の移籍市場で上海緑地申花から加入したFWイガロ、好調で評価が上昇中
マンチェスター・ユナイテッドに期限付き移籍している元ナイジェリア代表FWオディオン・イガロは好調を維持している。完全移籍のためなら50%の減給も喜んで受け入れる構えだと英紙「ザ・サン」が報じた。
30歳のイガロは今年1月、中国の上海緑地申花からユナイテッドに半年間のローン契約で加入した。イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの負傷を受けて、穴を埋めるストライカーを探していたユナイテッドにとっては、メインターゲットを逃した後の苦肉の策の補強とも言われていた。
しかし、イガロはピッチ上で結果を残し、周囲からの評価を覆している。プレミアリーグでは4試合で無得点だが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では3試合2得点、FAカップでは1試合2得点を決めている。12日のELラウンド16ファーストレグのLASK戦(5-0)では巧みなボールコントロールから、強烈な左足の一撃を決めるなど好調を維持している。
ユナイテッドでのプレーを「夢が叶った」と語り、かねてから憧れのクラブだったことを公言しているイガロ。その活躍から完全移籍での加入の噂も浮上している。
所属元の上海緑地申花では週給24万ポンド(約3200万円)、年俸にしておよそ1250万ポンド(約16億円)の厚待遇を受けていた。ユナイテッドへの完全移籍となれば大幅な減給は免れないというが、記事によれば「600万ポンドの給与カットも喜んで受け入れる」と約50%の減給でも“赤い悪魔”への残留を選ぶのではと報じられている。
助っ人として良い意味での驚きを提供しているイガロ。このままユナイテッドへの完全移籍を勝ち取ることはできるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)