南野は「序列が昇格した」 “あるリバプール選手”への冷遇に英紙注目「負傷していなかった」
アトレティコ戦に途中出場した南野 ケイタとの“明暗”を強調「彼は取り残された」
リバプールは現地時間11日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第2戦でアトレティコ・マドリードと対戦し、延長戦の末、ホームで2-3と敗れた。これにより、2戦合計スコア2-4で前回王者の敗退が決定。日本代表MF南野拓実は延長後半からの途中出場となったが、英紙は「南野への決断は、クロップ監督がある1人のリバプール選手へのアプローチが変わった証拠だ」と見出しを打ち、“序列変化”の瞬間を取り上げている。
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第1戦のアトレティコ戦を0-1で落としていたリバプールは、ホームでの第2戦では練習中に負傷したブラジル代表GKアリソンに代わってGKアドリアンを起用。試合は前半43分に決まったオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムのヘディング弾により合計スコアで追いつくと、延長前半4分にブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが勝ち越しゴールを奪った。
しかし、延長前半7分、同アディショナルタイムに相手MFマルコス・ジョレンテにミドル弾を沈められると、後半アディショナルタイムには相手FWアルバロ・モラタに3失点目を与えた。無敗神話を誇る本拠地アンフィールドで衝撃の逆転負けを喫し、前回王者の欧州連覇の夢は早くも潰えた。南野は延長後半8分に投入されたが、出場時間が短かったこともあり、シュート0本に終わった。
試合後、南野は「僕にとって良い経験とは言えない。僕はもう若手じゃない。違いを生み出したいと考えていた」と悔しさを露わにした一方、英紙「デイリー・エクスプレス」は「南野への決断は、クロップ監督がある1人のリバプール選手へのアプローチが変わった証拠だ」と見出しを打ち、アトレティコ戦の登録メンバーで“序列変化”が浮かび上がったと取り上げている。