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優勝の切り札!? 収監中のロナウジーニョ、刑務所内フットサル参加を巡り“争奪戦”勃発
半年に一度開催されるフットサル大会に参加予定 7チームが獲得に名乗りをあげる
元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏は、偽造パスポート使用により滞在先のパラグアイで逮捕され、刑務所に拘束されている。刑務所内でのラフなタンクトップ写真が流出するなど話題に事欠かないが、フットサル大会出場を巡り、刑務所内で“ロナウジーニョ争奪戦”が起こっているという。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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かつてバルセロナやブラジル代表で活躍し、サッカーファンを魅了したスーパースターのロナウジーニョ氏は、チャリティーイベント参加のため今月4日にパラグアイへ入国。首都アスンシオン滞在時、偽造パスポートによる入国の疑いで兄のアシス氏とともに逮捕された。
拘置所拘留を経て、「逃亡する恐れがある」という検察側の主張のためにパラグアイのアスンシオンにある刑務所へ移送。現在は一時収容されているが、タンクトップにサンダル姿の写真や、囚人にサインしたり特別に振舞われたアルコールを口にする姿が伝えられており、連日メディアを賑わせている。
そのなかで、刑務所内で半年に一度開催されるフットサル大会参加を巡ってロナウジーニョの“争奪戦”が勃発しているという。
「35歳以上の囚人と警察官は屋内でのシニアフットボールリーグに参加する。『ABC TV Paraguay』によれば、複数の囚人がロナウジーニョにチーム加入を要求。ビジャレアル、ピラ・グアス、アルコネス、チャカリタ、エスパーダ、スポルト・ピトゥーフォ、ネグロ・クンビエロが手を挙げている」
記事によれば、ロナウジーニョの“獲得”を巡って7チームが名乗りを上げており、アルゼンチンメディア「infobae」の情報として、「優勝チームには豚の肉16キロが与えられる」と紹介している。
「ロナウジーニョが囚人によるトーナメントへの参加に合意すれば、彼はゴールをすることができない。他の選手にパスをする必要がある。これが、看守が彼に課した条件だ。ジーニョ(ロナウジーニョ)は“厳格なルール”を笑顔で選択した」
収監される厳しい状況に置かれているなかでも、フットボールを愛する気持ちは現役時代のままのようだ。