インテル長友、イタリア杯4強でコロンビア代表の韋駄天との対決に完敗 ユベントスに0-3大敗

逆転での決勝進出に重い十字架

 後半に入ると、ユベントスがゲームの主導権を完全に奪い取る形になった。そして迎えた同18分、右サイドからのボールにモラタが倒れ込みながら合わせてこの日2点目のゴール。2-0とリードを広げた。

 さらにインテルは苦境に陥る。同20分、MFクアドラードがスピードに乗ったドリブルで長友とDFムリージョの間を一気に割ると、ムリージョがたまらずファウル。前半のPKのシーンと合わせて2枚目のイエローカードが提示され、退場処分となった。インテルは2点のビハインドに加え、数的不利な状況に。第2レグに望みをつなぐためにも、これ以上の失点を避けようと10人で守備的なゲームを進めた。

 しかし、ユベントスはそんなインテルに止めを刺すような追加点を奪う。同38分、途中出場のMFアレックス・サンドロが左サイドから入れたボールに同じく途中出場のFWディバラが合わせてゴール。結局、試合はユベントスが3-0で勝利し、インテルにとってはホームの第2レグを残すものの決勝進出はかなり厳しい状況になった。そして、長友はクアドラードとのマッチアップで苦杯をなめさせられる結末となった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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