コロナ被害は800億円超!? 2節延期のスペイン、シーズン終了時の損失を現地紙が予測
テレビ放映権だけで585億円の損失をスペイン紙「マルカ」が算出
リーガ・エスパニョーラは欧州でも拡大の一途をたどる新型コロナウイルスの影響により、直近のリーグ戦2節分が全試合延期となった。万が一、今後事態が収束せずにシーズン終了となった場合、7億ユーロ(約829億円)の損失を予測しているという。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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スペインでは、名門レアル・マドリードのバスケットボールチームで選手の感染が発覚。サッカー部門のトップチームを自主隔離させることが決まり、リーグ自体も週末の今節から最低2試合の延期が発表された。
この状況下が続くとなれば、リーグ全体に損失が生じるのは避けられない。スペインの1部、2部はともに残り11節が未消化。このまま延期期間が長引き、シーズンが完結しなかった場合、両リーグを合わせた損失は7億ユーロに上るという。
記事によれば、リーガ・エスパニョーラの場合、テレビ放映権の損失は4億9400万ユーロ(約585億円)、シーズンチケットの損失が7810万ユーロ(約92億円)、マッチデーチケットの損失が3880万ユーロ(約46億円)。総額は6億1090万ユーロ(約724億円)となり、リーグ全体が大きなダメージを受ける可能性が高いと伝えている。
欧州では日に日に感染者が増し、選手内にも感染者が出始めている。このまま新型コロナウイルスの感染拡大が続いた場合、リーガ・エスパニョーラは試合延期の継続はもちろん、経済的にも大きな痛手を余儀なくされそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)