3失点完敗のフランクフルト、「拙いパフォーマンス」に地元紙辛辣 長谷部&鎌田の評価は?
長谷部は平均評価、一方の鎌田には低評価 「“ミスターEL”の面影はなかった」
ドイツ1部フランクフルトは現地時間12日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ベスト16第1戦でバーゼルとホームで対戦し、0-3の完敗を喫した。MF長谷部誠とMF鎌田大地は両者とも先発出場したが、途中交代。特に鎌田には現地紙から厳しい評価が下されている。
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決勝トーナメント1回戦ザルツブルク戦では、第1戦で鎌田がハットトリックを達成して2戦合計スコア6-3で勝ち上がってきたフランクフルト。バーゼルとの2回戦でも1回戦と同じく、第1戦をホームで戦うこととなった。
しかし前半27分にMFサムエレ・カンポに先制点を奪われると、同点にできないまま試合は終盤へ。そして後半28分、40分にも加点され、最後まで攻撃陣も得点を奪うことはできず。フランクフルトはホームでの第1戦を0-3で落とすことになった。
長谷部と鎌田はこの試合に揃って先発出場。しかし、バーゼルに2点目を奪われた直後に長谷部が、その4分後には鎌田も交代でベンチに下がっている。チームとして低調なパフォーマンスのなか、違いを作り出すには至らなかった。
ドイツ地元紙「Frankfurter Rundschau」はバーゼル戦の各選手の評価を公開。「拙いパフォーマンス」と断罪し、4段階評価の最高点と次点は「該当なし」、その下の平均点と低評価に全選手が列挙される事態となっている。
そのなかで長谷部は平均点のグループ。「とても集中力しており、ボールを持った時の落ち着きがあった。ボールを前に運ぶ良いアイデアも見せたが、決定的にゲーム展開を変えることはなかった」と評していた。一方で鎌田は低評価となり、「今大会ですでに6得点を挙げているが、“ミスターEL”の面影はなかった。あまりにも簡単に倒れ、戦う姿勢に欠けるようにも見えた」と厳しい寸評となっている。
ホームの第1戦で完敗を喫し、敵地での第2戦で巻き返すしかないフランクフルト。チームとしても個人としても第1戦での汚名を返上し、ベスト8に駒を進めることができるだろうか。