キック、パンチの応酬…「8人退場」大乱闘に世界衝撃 「恐ろしい」「スキャンダル」
ブラジルで大騒動、グレミオ対インテルナシオナルで連続の乱闘劇からレッドカード続出
南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスで衝撃の乱闘劇が勃発した。12日のグループステージ第2節でグレミオとインテルナシオナル(ともにブラジル)が対戦し、試合終盤に両軍が入り乱れる騒動が起き、両軍合わせて8人にレッドカードが提示され、海外メディアは「キック、パンチ、8人に退場!」「スキャンダル」と驚きをもって報じている。
試合は終盤まで0-0のまま推移したなか、後半40分のプレーが騒動の呼び水となった。グレミオが右サイドからの突破を図り、インテルナシオナル側が阻止。ここまでは通常の攻防だったが、その場で始まった口論が一気に拡大し、両軍の選手が入り乱れる事態となった。
ベンチの選手も駆け寄り、いくつかのグループに分かれる形で小競り合いが発生。主審が何度も笛を吹いて仲裁を図るも、しばらく興奮状態が続いた。それでも一度は沈静化し、主審が両軍それぞれ2人ずつ計4人対してレッドカードを提示。これで収束したかと思われたが、直後に再び両軍の選手がもみ合いとなり、二度目の乱闘劇へと発展した。
数分後にようやく収まり、主審が両軍に対して2人ずつ計4人に再びレッドカードを提示。その前の退場処分と併せて、実に8人が退場となる衝撃の大乱闘劇となった。これに海外メディアも反応。アルゼンチン「La Nacion」が「スキャンダル」と伝えれば、オランダのテレビ番組「VTBL」は「コパ・リベルタドーレスで大乱闘:8枚のレッドカード」と記している。
ペルーメディア「リベロ」は「彼らは最後に攻撃的になり、恐ろしい戦いが勃発した」と言及。海外サッカーサイト「BeSoccer」スペイン語版も「キック、パンチ、8人の退場!」と驚嘆し、「通常の試合に戻るまで試合が13分間停止した」と続けている。
試合は0-0のスコアレスドローに終わったなか、終盤に起きた驚愕の乱闘劇が大きな反響を呼んでいる。