トッテナムFWケインの新天地は? マンチェスター2クラブ、ユーベが獲得に名乗り
トッテナムはケインに200億円の売り値、レアルとバルサは関心低下か
イングランド代表FWハリー・ケインは、トッテナムを離れるうえでの選択肢を吟味しているようだ。タイトル争いを希望するケインが、今季終了後にもトッテナムを離れる可能性があることが先週、明らかになったが、英メディア「90min」は、マンチェスターの2クラブやユベントスが関心を持っていると報じている。
ケインを負傷で欠くトッテナムは、シーズン後半戦で苦戦が続く。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、決勝トーナメント1回戦でRBライプツィヒに敗れて敗退。この敗退によって、現在プレミアリーグで8位となっているトッテナムが、来季のCLに出場するのは難しくなった。また今後、ジョゼ・モウリーニョ監督の下、クラブを立て直す必要があるトッテナムにいることで、ケインは自身の目標が果たせるか不安が増しているという。
26歳のケインの移籍先としてまず名前が挙げられたのが、徐々に改善し、数年前から関心を示していたユナイテッドだ。「90min」の情報源は、ユナイテッドはドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョ獲得を最優先に動いているものの、ケインが市場に出るのであれば、動く可能性があると認めたようだ。
多くのライバルも獲得に動くとされるサンチョの移籍金は、1億2000万ポンド(約160億円)にのぼるとされており、ユナイテッドはEURO2020の開幕前に、話をまとめたい考えだという。
また、同じくマンチェスターに本拠地を置くマンチェスター・シティも、ケインの獲得を希望しているが、トットナムは1億5000万ポンド(約200億円)の売り値をつけるとされている。欧州サッカー連盟(UEFA)にファイナンシャル・フェア・プレー違反で、2シーズンの欧州大会への出場禁止処分を通達されているクラブにとって、この金額を出すのは簡単ではないだろう。
イタリア紙「トゥットスポルト」は、イタリア王者のユベントスがケインを獲得し、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラと競争させるプランを持っていると報じた。昨夏にもケインを獲得するために、ディバラを交換要員にしたオファーを出しており、再び動く可能性は十分だという。
一方、スペインの2強であるレアル・マドリードやバルセロナもケインの新天地として移籍市場のたびに話題になってきたが、両クラブの関心は低くなってきたようだ。
経済的な理由からも、獲得できるクラブが限られてくるとされるケインだが、はたしてトットナムの生え抜き選手は、移籍を決断することになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)