ドイツ、現順位でシーズン短縮終了が浮上 優勝なし、来季22チーム計画も独紙報道
新型コロナウイルスの影響で様々なプラン計画、現順位のままバイエルン優勝の可能性も
新型コロナウイルスの感染拡大が広がる影響でサッカー界は対応に追われているなか、ドイツ1部ブンデスリーガではシーズン短縮で終了の可能性が浮上している。また、今季優勝チームなしや来季22チームでの開催などのプランがあると独紙「EXPRESS」が報じている。
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ドイツではすでにリーグ戦と、ドイツ勢が参加しているUEFA主催大会の一部試合を無観客試合で開催することが決定している。しかし、今後さらに新型コロナウイルスの感染拡大が進めば、イタリアやスペイン同様に試合の延期、中断される可能性も否めない状況だ。
ドイツサッカー連盟は今後の対応に関して複数のプランを検討しており、現在の順位のままシーズンを短縮して終了する可能性があるという。現在首位のバイエルン・ミュンヘンにそのままタイトルを与える可能性がある一方、チャンピオンはなしとなる選択肢もあるようだ。
いずれの場合も、来季の欧州カップ戦については現時点で首位のバイエルンから2位ドルトムント、3位RBライプツィヒ、そして4位ボルシア・メンヘングラッドバッハにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、5位レバークーゼン、6位シャルケ、7位ヴォルフスブルクにUEFAヨーロッパリーグ(EL)の出場権が与えられることになるという。
通常であればDFBポカール優勝クラブにEL出場権が付与されるが、それは該当なしとなるようだ。
さらに、1部と2部リーグ間の昇降格に関しても特別措置が取られる可能性があるという。今季は1部からの降格チームをなくし、代わりに2部から4チーム昇格させて2020-21シーズンは22チーム制へと変更。そして来シーズン終了後には再び4チームが2部降格し、再び18チーム制に戻るというものだ。
現時点では国によっても対応は異なる状況だが、果たしてドイツではどのような決定が下されるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)