ネイマール、一発退場を呼ぶ“迫真ダイブ”に対戦相手が激怒 「俳優」「演技力を見せた」
ドルトムントのツォルクSDは糾弾「ネイマールが良い役者だというのを知っている」
「2-1で勝利した第1戦で得たリードを失い、痛い思いをしていたであろうドルトムントに対して、このブラジル人プレーヤーは試合終盤に芝居がかったアクションでエムレ・ジャンへの退場までもたらした。コロナウイルスの影響で空っぽになったスタジアムで、ジャンのファウルの後でネイマールが軽く転倒。主審のアントニー・タイラーはジャンのプレーに対してレッドカードを提示した。これについて、ドルトムントのルシアン・ファブレ監督は『あの判定は厳しすぎる。本当に馬鹿げている』と不満をあらわにした。
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何が起きた? ジャンの激しい当たりの後、ネイマールはすぐに飛び起きてジャンと頭同士をぶつけ合ってジャンを挑発。その際にジャンから軽く押されると地面に倒れ込んだ。両軍の選手が入り乱れる騒ぎとなり、最後にはジャンにレッドカードが出された。一方、ネイマールにはファウル後の振る舞いに関してイエローカードしか出されなかった」
記事によれば、ドルトムントのスポーツディレクターを務めるミヒャエル・ツォルク氏は、ファブレ監督以上に判定に対する不満を口にし、「エムレはネイマールの前にほんの少し立ちはだかっただけだ。我々は、ネイマールが良い役者だというのを知っている。そして、彼は今日その演技力を見せたんだ」と糾弾したという。
ネイマールが2018年のロシア・ワールドカップで豪快に転ぶダイブが揶揄されたのは記憶に新しいが、ドルトムント側としては“演技”に納得がいかなかったようだ。