モウリーニョ監督、エースFWケインの“後継者”指名 トッテナムが狙う人気FWは?
ケイン慰留を望むトットナム、第2プランとしてライプツィヒFWヴェルナーに白羽の矢
チームのエースであるイングランド代表FWハリー・ケインの流出が懸念されるトッテナムは、その後継者としてRBライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの獲得を目指すようだ。フランスメディア「le10sport」は、ジョゼ・モウリーニョ監督がケインの後継者にヴェルナーを指名したと報じている。
チームの絶対的なエースとして地位を確立するケインは、負傷の影響もあり今年に入ってからほぼ試合に出場していないものの、3月10日時点で25試合に出場し17得点を挙げる活躍を見せている。また、自身の公式ツイッターでもピッチ上でのトレーニングを再開したことを報告。終盤戦に向けた復帰が期待されている。
そんなケインには、移籍市場が開く度にレアル・マドリード行きの噂が流れている。ケインの移籍金は1億5000万ユーロ(約179億円)と言われており、レアルの熱を冷ますには十分な金額となっている。しかしながら、それを支払う資産がレアルにはあり、そうなるとトットナムも慰留を諦めざるを得ない状況となる。
ケインを慰留できなかったプランとして、トットナムは後継者の獲得に乗り出したようだ。英紙「テレグラフ」によれば、モウリーニョ監督がケインの後継者としてヴェルナーを指名したという。
しかし、ヴェルナーはリバプール、チェルシー、マンチェスター勢など複数のクラブが狙う人気銘柄。さらに、バルセロナやインテルなどプレミアリーグ以外にもライバルは潜んでいる。
ケインを慰留させるにしても、後継者としてヴェルナーを獲得するにしても、トットナムには高額な資金が必要となる。できるだけ高額でレアルにケインを売って、それを担保にヴェルナーを獲得する腹積もりなのかもしれない。
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