バイエルン、チェルシー19歳FW獲得断念 同僚のブラジル代表ウィリアンに照準変更か

バイエルンがチェルシーのブラジル代表MFウィリアンに注目か【写真:Getty Images】
バイエルンがチェルシーのブラジル代表MFウィリアンに注目か【写真:Getty Images】

ドイツ王者はハドソン=オドイ獲得を諦めるも、引き続きチェルシーから戦力補強を狙う

 バイエルンは2019年1月、チェルシーのイングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイと、移籍で個人合意に達していた。しかし、クラブとの移籍金交渉で折り合わずに破談。戦力補強を狙い、同じチェルシーのブラジル代表MFウィリアンの獲得に切り替えたという。英紙「ザ・サン」が報じている。

 バイエルンへの移籍が破談となったハドソン=オドイは、フランク・ランパード監督の世代交代策もあり、昨年末にチェルシーと週給10万ポンド(約1300万円)の5年契約を結んだ。新星の獲得が難しくなったバイエルンは、あと4カ月でチェルシーとの契約が満了するウィリアンを新たな獲得候補に挙げているようだ。

 海外クラブは今年1月1日よりウィリアンとの交渉が認められており、UEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦第1戦でチェルシーに3-0で勝利したバイエルンは、交渉に乗り出すようだ。

 ウィリアンはチェルシーに対して3年契約を要求したものの、クラブは2年のオファーしか出さず、契約交渉は止まっている。もともと30歳以上の選手には、単年の契約延長オファーしか出さないクラブのポリシーがあるため、条件を見直さないと考えられている。

 今後について聞かれたウィリアンは、「まだ何も分からない。オファーは一つも届いていないし、チェルシーとの交渉も変わらない。彼らは2年を提案し、僕は3年を求めて、そこで止まっている」と、説明している。

 ウィリアンの妻であるヴァネッサ・マルティンスさんは、SNSで「残りの日数は限られている」と、移籍を示唆するなど、周辺が慌ただしい。ロンドンに住むことを望んでいることを明かしているウィリアンには、トッテナム、アーセナルも関心を示しているとされており、チェルシーを離れる日は近づいているようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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