偽造パスポート使用で刑務所に拘束　半年に一度開催されるフットサル大会に参加決定

　元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏が偽造パスポート使用により滞在先のパラグアイで逮捕され、サッカー界に衝撃が走った。パラグアイの刑務所で拘束されているなか、囚人のシャツにサインをしたり、フットサル大会に参加する事実が明らかになっている。英メディア「スポーツ・ハイブル」が報じた。

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　かつてバルセロナやブラジル代表で活躍し、サッカーファンを魅了したスーパースターのロナウジーニョ氏は、チャリティーイベント参加のため4日にパラグアイへ入国。首都アスンシオン滞在時、偽造パスポートによる入国の疑いで兄のアシス氏とともに逮捕された。

　拘置所拘留を経て、検察側の「逃亡する恐れがある」という主張のためにパラグアイのアスンシオンにある刑務所へ移送。刑務所に一時収容され、タンクトップでサンダル姿のロナウジーニョ氏の写真が流出し、海外メディアが一斉に報じられていた。

　そのなかで、ブラジルメディア「infobae」などは、ロナウジーニョが囚人にサインをしたり、特別に振舞われたアルコールを口にする姿の写真が再び流出したと報道。さらに「ABC TV」のジャーナリストであるイバン・レギサモン氏によれば、半年に一度開催されるフットサル大会にも参加することになったという。

　もともとロナウジーニョは参加予定ではなかったが、観戦に招待され、プレーする話に発展した模様。194人の受刑者を10チームに分けて行われた大会に、「ゴールを決めてはいけない」という条件付きで出場するという。

　収監されても現役時代と変わらぬ天真爛漫ぶりを見せているロナウジーニョだが、偽造パスポート問題はどのような結末を見るのだろうか。