名司令塔ピルロ、U-23ユベントス監督に就任へ 来季セリエCで指導者生活をスタート
“マエストロ”が古巣で現場復帰 ジダン、ペップらと“同じルート”を歩む
現役時代にイタリア代表などでプレーメーカーとして活躍した“マエストロ”ことアンドレア・ピルロ氏が、来季から指導者の道を本格的に歩む可能性が高まったという。イタリア紙「ラ・スタンパ」が報じている。
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ピルロ氏はインテルやブレシアでプレーした後、2001年からカルロ・アンチェロッティ監督率いるACミランでプレーメーカーとしての地位を確立した。中盤の底から長短織り交ぜたパスを自在に操り、ミランの黄金期の中心に君臨すると、イタリア代表では06年ドイツ・ワールドカップを制覇。その後は11年に移籍したユベントスでもタイトルを積み重ねた。
そのピルロ氏はMLS(メジャーリーグサッカー)のニューヨーク・シティFCでのプレーを最後に17年に現役を離れ、しばらくは衛星放送局でのコメンテーターなどを務めていたが、来季からユベントスの23歳以下のチームで監督を務めることが濃厚になったという。セリエC(3部)でプレーするチームで、指導者としての経験を積む方針だとした。
これは現在、レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督や、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、それぞれビッグクラブのBチームを率いてキャリアをスタートさせたのと同じパターンでもある。ピッチ上のすべてを見渡すようなゲームメークを見せたマエストロは、指導者としてどのような選手を育て、どのようなチームを作ることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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