ミラン本田に再び最低評価 イタリア杯準決勝で三部の格下相手に輝けず「センセーショナルなミス」

攻撃を遅らせる存在とバッサリ

 ACミランの日本代表MF本田佳佑が26日のイタリア杯準決勝3部アレッサンドリアとの敵地初戦で先発出場を果たした。格下相手に、好パスを連発する一方、後半5分に決定機を外した本田は地元紙からチーム最低タイ評価に加え、「渋滞」「センセーショナルなミス」と厳しい評価を受けている。試合はミランの1−0勝利で本拠地第二戦目を迎える。

 ガゼッタ・デロ・スポルトはFWボアテングと並ぶチーム最低の4点で一刀両断にしている。寸評では「渋滞のよう。門の前で時間を失い、40分ぐらいにバロテッリへのスプーンのようなループパスを入れる。そして2-0のゴールを失敗。料金所の渋滞を避けるために、試合が終わる前に消えた」と辛辣に批判されている。

 後半5分の決定機で相手DFを直撃させた本田だが、チームの攻撃を遅らせる存在と批判されている。最高点はDFアントネッリの6・5点だった。

 コリエレ・デロ・スポルト紙は本田に5点という低評価。MFマウリ、モントリーボ、ボアテング、バロテッリ、ニアング、アドリアーノに並ぶ最低評価タイ。最高点はDFアントネッリの6点だった。寸評では「臨時残業を強いられ、すぐに戸惑い、疲れていた。2-0のゴールをセンセーショナルにミスした」とバッサリ。主力が温存される中、カップ戦に投入された本田のプレーには疲労感が漂っていたと分析されている。

 

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