「なんてこった!」 アルジェリア代表MF、“30m超ドライブ弾”に海外衝撃「魔法の一撃」
MLSモントリオールのMFタイデルがゴラッソを叩き込む
北中米カリブ海のクラブ王者を決めるCONCACAFチャンピオンズリーグは現地時間10日に準々決勝第1戦の1試合が行われ、MLS(米メジャーリーグサッカー)のモントリオール・インパクトはホームでホンジュラスのオリンピアに1-2で敗れた。だが、この試合の後半に生まれた30メートル以上の距離から放たれた“ドライブボレー弾”が話題を呼んでいる。
今季から元フランス代表の英雄ティエリ・アンリ監督が就任したモントリオールは、ベスト4進出を懸け本拠地での第1戦に臨んだが、前半に2ゴールを奪われる苦しい展開。そのなかで迎えた後半2分に、スーパーゴールが飛び出した。
モントリオールのアルジェリア代表MFサフィル・タイデルが敵陣中央で、相手ゴールに体を向けた状態で高く弾んだボールに反応。相手のマークが緩いことを察知すると、ゴールまで30メートル以上の距離がある位置で迷わず左足を振り抜く。バウンドしたボールを正確に捉えた一撃はドライブ回転がかかってゴールへ飛ぶと、相手GKの頭上を破ってノーバウンドでネットに突き刺さった。
追撃弾となるゴラッソに、ホームのファンは大歓声。衛星放送「FOXスポーツ」公式ツイッターが「なんてこった! なんという一撃!」との一文とともに、この衝撃のゴール動画を公開すると、返信欄では「偉大なゴール」「魔法の一撃」「凄いロケット」といったファンからの反応も寄せられた。
結果的にホームで1-2と敗れたモントリオール。17日に敵地で行われる第2戦は厳しい戦いが予想されるが、タイデルが再び衝撃のゴールを叩き込み、逆転4強を手繰り寄せるかもしれない。
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